編み方

 投網の編み方について紹介します。ここで紹介する編み方はあくまで一つの例です。

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1.投網は基本的に左から右に向かって編みます。
まずは簡単な上の網に糸を結んでみましょう!!

2.ここでは「ダブル」という編み方をします。この編み方は釣り糸(テグスやスジとも呼ばれる)同士で編む場合に活躍します。滑らないように2重で編む。




目板も用意しておき、目の大きさを時々確認します。

ここでは1寸目の大きさの網を編みます。


結ぶ袋の真ん中を手前から奥に向かってアグリを通します。


通した後は左側で取ります。


下方向に引き、目の寸法を調整・確認した後、動かないように左手の人差し指と親指で固定します。


アグリを時計回りに大きく回し、写真のようにアグリに巻き付けてある糸を配置します。


結ぶ袋の下を右から左に向かって通します。


通した後は先ほどの大きく回した糸の中で上方向に引き上げます。
このとき、糸を引きすぎると大きく回した糸が引っ張られ小さくなりますので注意してください。


その後、7と同じように再度糸を通しますが、この時は袋の右の糸だけになるようにします。
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2つ通さず、右の糸だけに巻き付けるようなイメージです。
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通した後は、右下に糸を引っ張り、締め付けていきます。
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糸がだんだん小さくなりますが、左手での糸の固定はゆるめないように!!
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引き締めた後、左手を離すと完成!!
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引き続きしたの網を結びます。
今度は奥から手前にアグリを通し、左側で取ります。
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左上に引き上げ、長さを調整します。調整後は左手で固定します。
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今度は反時計回りにアグリを大きく回し、写真のように糸を配置します。
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結びたい網の下を右から左にかけて通します。
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大きく作った輪の中で引き上げます。
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ここでも引きすぎに注意してください。輪が小さくなり、今後の作業がやりにくくなります。
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次に2重目ですが、右側の糸に巻き付けるようなイメージでアグリを通します。
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同じように大きな輪の中で取ります。
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通したら、右上に引き上げます。この間もずっと左手で固定したままです。
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糸を締め付けたら完成。このように網は左から右にかけて編んで行きます。V字V字と編む。

もう少し説明を加えた方が良いと思いますが、今日はここらあたりで終わりにしておきます。

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