合せ打〜あわせうち〜

合せ打とは?

 合せ打(あわせうち)とは?早い話が「複数の舟で一斉に網を投げる」ことです。
 加勢川開発研究会では和舟を4隻所有しており、4隻の舟が2手に分かれて川岸を進みます。投網を打つポイントを選定し、2手に分かれた舟が投網を打つポイント(たとえば中央)に向かうことで魚をポイントに寄せます。そして一斉に投網を投げます。これが合せ打ちです。 簡単に書きましたが、実際には川の流れ、風向き他の舟との距離、網を打つ人の技量(広がり範囲)等を考慮して舟を操船する必要がありますので、船頭さんの技術が必要です。また、網を打つ人も他の人とのタイミングを計ったり、網同士の隙間が無いように打ったりと、考えて打つ必要があります。

合せ打の方法

  舟が川岸から中央に向かって魚を追い込み、網手と船頭が息を合わせて魚を捕る方法です。
  舟の動きに注目してください。

〜@〜川の両側に分かれて進み・・・            〜A〜ポイントに向かって舟を寄せることで、
                                    魚を追い寄せ・・・


   
〜B〜一斉に網を打つ                 〜C〜前後左右と入れ替わる。
                                     (漁獲量等平均にするため)


 
〜D〜また川の両側を進む・・・            〜E〜ポイントに向かって、魚も追い寄せる。

   
〜F〜ポイントで一斉に網を打つ。          〜G〜前後左右を入れ替え、@と同じ状態になる。
                                    この繰り返し。



 後日写真も掲載します。

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